男子はだまってなさいよ!5「宇宙戦争」

男子はだまってなさいよ!
2006年8月9日〜13日 下北沢本多劇場
作・演出:細川徹
出演:斉木しげる、大堀こういち、五月女ケイ子近藤公園荒川良々池津祥子佐伯新、深田純、細川徹/日替わりゲスト
11日昼公演を鑑賞。イープラスの先行予約に当たったおかげで前から2番目というナイスな席で観ることが出来た。実物は結構ガタイがよくて大迫力だった斉木しげるや、ブリーフ一枚で踊り狂う荒川良々をこんな眼前で拝めたのはなんというか、幸せ。

笑った。死ぬほど笑った。前回公演をDVDで観たときは全然面白くないと思っていたけれども、生で観るとやっぱり違う。直に触れないとこのバカさにはついていけない。大堀こういちさんもちゃんと面白い。男性陣はすぐ脱ぎだしてブリーフ一丁になる。その反面、女優二人(五月女ケイ子池津祥子)は衣装の変化が多く、特に五月女さんは小学生女子(しかも喋れない人という設定)の格好をさせられたりして、別に美人でもないのになぜかもえ。

とにかくコントの展開に一貫性がなく息もつかせぬほど矢継ぎ早に繰り出されるバカさに失神寸前。メインとなるのは荒川扮する番長と池津扮するゾンゲリアンの戦い。そして最後に生まれる愛。なんだかんだでハッピーに収束してしまうあたりが細川徹さすが。でも本人出演はいらないよ。台詞聞こえてこなかったし。

日替わりゲストはバナナマンのふたり。ファンではないけど超好き(微妙な表現)なので、出てきた瞬間思わず「うおー」と口に出してしまう。これまたパンツ一枚の姿で、荒川くんも交えて竹刀ゲームをやってくれた。うれしくて泣きそうになる。日村、荒川ともに腹に当たって痛さ倍増。でもまあ本筋とは関係なくゲストコーナーみたいになっていたので、別にバナナマン好きじゃない人にはどうでもよかったのかもしれない。どうでもよかったといえば芝居の途中、唐突にDJ(本職の人)が現れてスーパープレイを見せてくれるのだけれど、ギュンギュンピコピコ大音量でうるさいしこれは本当にどうでもよかった。